紅芋の出張・旅行記録

沖縄で博士学生をしてます。海外や国内での出張記録や旅行についてまとめていきたいです。どなたかの参考になれば幸いです。

エチオピア航空を推したい話

エチオピア航空を推したいです!!

 

初めまして、沖縄で博士学生をしながら、現在サウジアラビアにて研究インターンシップをしている者です。

私の経歴については、需要があれば後々いつか書いていきたいと思っているのですが、、

 

今回利用させていただいたエチオピア航空あまりにも良すぎたので、どうにか世の中に広めたく、ブログを開設しました。マイナーだけど、誰かの力になれるような情報を書いていきたいと思っています。

 

 

まず、皆さんエチオピアと聞いて思い浮かぶことは何でしょう…

アフリカの国で、治安が危ないとか、日本人サポートがなさそうとか、そのような事でしょうか。

 

実際私も、サウジアラビアから日本に休暇を取るためにどの航空を使おうかな~と調べていて、初めてお見かけしました。

 

……そして、かなり怪しいと思いました。

 

それもこれも、値段があまりに安すぎる。

1か月前の予約の時点で、私のいる都市ジェッダ(JED)から成田空港往復チケット、ほとんどの航空が20万円を余裕で超える中、エチオピア航空は13万円程度。(13万円も勿論高いんですけど、7万以上の差があるならかなりでかい!)

嬉々として、飛行機情報をクリック。

 

ふむふむ、ジェッダ → アディスアベバ → ソウル → 成田 ですね。帰りも反対方向から同じトランジット場所。

しかも荷物は、ジェッダ・成田で預かって、目的地まで直接届けてくれるため、途中の都市でのピックアップ不要。

しかも荷物は20㎏2つまで、無料で預かってくれる

 

…これはこの値段であまりに話が良すぎないか?何か裏があるはず。

 

さらに飛行機情報を見ていくと、ほらやっぱり、、

アディスアベバでのトランジット時間、12時間超えてる!!

 

さすがに2時間半+13時間+2時間半の飛行時間があるのに、さらに12時間空港で待つのは無理ですわ。いや、でもお金のことを考えたら、ソファで寝てたら良いだけだし…。でもアディスアベバって結構主要空港だから、人も多いだろうし、、

なんて考えて、やっぱりお金を多く払ってでも、早く目的地に着いたら良いじゃん。と、堂々巡り。

 

でもやっぱり忘れられない。この飛行機に乗った人に話を聞いてみたい…!

そんなときの仲間はGoogleさん。

 

エチオピア航空を日本語で検索。なんと、全然記事が出てこない。

そんな中、一筋の光。なんとエチオピア空港で8時間以上、24時間未満のトランジット乗客には無料のホテルを予約してもらえるとの記事を書いていらっしゃる方が。

 

 

いやいやいや、あまりにも話が良すぎないか????(2回目)

 

記事の方はビジネスクラスに乗られていて、そうかビジネスクラス限定なのか?と思ったが、ちゃんとエチオピア航空のウェブサイトにもちゃんと載っていた。

Addis Ababa Stopovers | Ethiopian Airlines

 

なんだかんだ新しいことが好きな私、意を決してこの飛行機を予約。

(正直なところ、ホリデーシーズンに帰ったので、当日までホテルが本当にとれるか不安で、何回もホテルのことを検索したり、いやもうソファで良いやとか考えたりしてました。チキンです。)

 

 

当日、ジェッダ空港北ターミナルより、出国。

Jeddahでは新しくできたターミナルがメインになりつつありますが、こちらも動いています。こちらも日本人からしたら中々な場所なので(!)いつか書いていきたいと思います。

 

 

アディスアベバまでは2時間半程度。機内食も出ます。

JEDからADDの機内食

無事アディスアベバに到着、ここから心配していたところです。

 

エチオピア航空の記載によると、Interline counterにてTransit visaとTransit hotelの手続きをするとのこと。場所は1階です。

 

飛行機を降りて、歩いていくとImmigrationとTransitの列。運悪く、いくつもの飛行機の到着時間と被っていたようで、どこも長蛇の列。

 

本当は、Interline counterはImmigrationとTransitのその先にあるのですが、そんなこともつゆ知らない私は、流れるままTransitの列に並ばされ、カウンターはどこだろう?と心配になりながら、動かないTransitの列をトランジット時間が短くてイライラしてるお客さんと一緒に1時間ほど並びました。

 

しかしその先に、Interline counterはない。(もちろんないです)

そのまま2階に上がってもない。(もちろんないです)

誰に聞いても1階だよ、2階だよ、と適当なことを言われる。(運が悪い)

 

そして、1階で色んな人に嫌がられながら聞きまくった結果、ようやくInterline counterを見つけました。飛行機を降りて2時間後のことでした。この記事を読んだ皆さんは、Transitに気を取られることなく飛行機を降りてそのまままっすぐ歩いて行ってくださいね。

 

そしてついに、

こちらの紙を手に入れましたら、もう確定演出です。

 

ちなみに、帰りの成田空港では、何も言わずともチェックインカウンターでホテルをとっていただきました。日本のホスピタリティすごすぎる。

(この紙を成田で入手しましたら、アディスアベバにてInterline counterに行く必要はないので、Immigraitionへとそのまま進んでください)

 

Immigrationを通過したら、1階へと降りまして、荷物の最終チェックを行い、目の前のTransit hotel shuttle busと大きく書いてるカウンターへと進んでください。

写真があれば良かったのですが、撮っていなくてすみません!

 

そこからは言われるままに歩いて、シャトルバスまで行き、ホテルにてチェックインするだけです。この時までに必要な英語は、ホテルの名前だけなので心配せず…。

ただ他のお客さんもとてもフレンドリーなので、同じ境遇にいて話がはずみます。私がお話した皆さんは、アメリカへと帰るお客さんが多かったです。エチオピア航空の範囲広いな…。

 

アディスアベバの街並みを眺めながら、ホテル到着。

空港周辺の街並みだったからか、思っていたより人も多く、楽しそうな雰囲気でした。いつか観光に行ってみたい…

 

こちらはサウジに帰るときにとっていただいた、Ivy hotelの写真。

IVY hotel

ホテルによってグレードが変わるのですが、基本的に水が部屋に用意してあり、Wifiが設置され、さらに、レストランにて3食無料でいただくことができます。

Presidential hotelでの夜ご飯buffet

ご飯を食べて、ベッドでうとうとして、起きたらNetflixなどを見る自堕落生活ができます。(外に出ることは推奨されていませんが、聞いてみたら5分ほど外に出れると思います。)

 

紙に記載されている時間になったら(またはバスの時間が早まったなどとちゃんと部屋に電話が来ます)、シャトルバスに乗り込んでアディスアベバ空港まで。とても簡単でした。

 

 

 

なので結果、エチオピア航空とっっっっっても良かったです。

この値段で、このホスピタリティ。信じられません。ちょっとどうなのかな?って考えてた皆さんに参考になれば幸いです。

 

 

それではまた次の記事でお会いしましょう。